●「おひつじ座」(3/21〜4/19:春分)
テーマ:「私はここにいる」、「私は何者なのか。」
人が生まれた瞬間、赤ちゃん。
自分が大事。
自分がどうしたいか。
自分がどうなるか。
自己満足。
●「おうし座」(4/20〜5/20)
テーマ:五感
自分の身体を認識する段階。
五感を感じて感覚を意識するようになる。
自分の身体・感覚・所有物を大事にする。
●「ふたご座」(5/21〜6/21)
テーマ:好奇心、コミュニケーション、知的欲求
情報を収集し発信し、いろんな物を得ていく。
コミュニケーションを始める段階。
自分の知的欲求をベースにコミュニケーションをする。
●「かに座」(6/22〜7/22:夏至)
テーマ:家族、家庭、共感
他者(相手)が現れ、今までの自分視点から相手(多くの場合は母親)を認識するようになる。
自分以外の誰かに感情を抱いたり、安らぎを感じるようになる。
●「しし座」(7/23〜8/22)
テーマ:他者からの意見や賞賛
他者に一旦埋没した後で、もう一度自分を主張し始める。
承認欲求。
しし座とおひつじ座の違いは、自分を出す上で他者がいるかいないか。
他者視点を重視。
●「おとめ座」(8/23〜9/22)
テーマ:分析、協調(周りに合わせる)
自分を主張したが故に羞恥心が芽生える。(おとめ座特有の羞恥心の所以)
周りを見た上での「自分」を意識し、「私は何をすべきか」と考える。
近眼的で、まだ「自分」が強く客観性があまりない。
「相手」(かに座) → 「自分を出す」(しし座) → 「着地点を探す(おとめ座)というリズム。
このリズムを12星座の3区分(活動宮・固定宮・柔軟宮)に置き換えられる。
おひつじ座からおとめ座の6星座で、「自分」というフェーズは終わる。
季節的には、春と夏が終わる。
●「てんびん座」(9/23〜10/23:秋分)
テーマ:比べる、社交、人付き合い、人脈
てんびん座から初めて本当に人との関わり合いが始まるという解釈もある。
例として、しし座の恋愛=「自分を見て」と自分本位寄り → おとめの恋愛=そんな自分が恥ずかしくなる → てんびん座=相手の立場を見た上での恋愛ができるようになる。
対人関係の領域が始まったばかりなので、意識がいろんな人に飛ぶ。
どんな人とどう関わっていくのか、自分はその上でどう振る舞うのか。
「広げる」という感じなので、主観性より客観性が出てくる。
同じエレメント(風)のふたご座と比較すると、ふたご座は自分の知的欲求をベースにコミュニケーションをするので、自分が面白いかどうかの方が重要だったりするが、てんびん座は人との関わりに、よりフォーカスするので、自分を見せるより相手がどう思うか考えてのコミュニケーションができる。
●「さそり座」(10/24〜11/22)
テーマ:ある特定の関係性に深く埋没していく
周りが見えていない訳ではなく、むしろ見えているその上で、敢えて無視して突き詰めていく。
深く入っていくことによって、相手も自分も変わろうとする。
むしろ、変わるには相手が必要という感じ。
「相手と自分は違う」という理屈は抜きにして、とりあえず相手に入ろうとするのがさそり座。
●「いて座」(11/23〜12/21)
テーマ:解放、自由
特定の対象に入り込む事・束縛を極端に嫌がるのは、さそり座の段階で縛られて苦しかった経験によるもの。
入り込んでいる時は、自分と対象で完結するが、入ってみたからこそ外の世界に気付くのがいて座。
「広げる」(てんびん座) → 「入り込む」(さそり座) → 「自由」(いて座)で、人との関わりというテーマは一通り終わる。
●「やぎ座」(12/22〜1/19:冬至)
テーマ:社会、時代、秩序、安定
やぎ座が司るもの → 組織、社会、その上での秩序を作り構成すること。
やぎ座で、社会、国、組織、システムなどを整備する段階が終わる。
●「みずがめ座」(1/20〜2/18)
テーマ:未来
組織などに縛られたくないという方向性。
土着的な組織、国、人種や性別などのラベリングから離れようとする。
やぎ座は、秩序を作って安定させることがテーマだが、みずがめ座は、より未来を作ろうとする。
秩序の安定に力を使うと見えていないこともあると、未来を見据えるのがみずがめ座。
やぎ座もみずがめ座も、自分と他者とのことはやり切っているので、他のところに目を向けた視点が広いのも特徴。
みずがめ座までくると、身体からも意識が離れていく。
●「うお座」(2/19〜3/20)
テーマ:死後の世界
うお座の段階になると、次に生まれるおひつじ座を意識し始める。
みずがめ座までで考えられるものは終わって、うお座では、イメージ・エネルギーだけの世界に行く。
形になるものを溶かしていかないと、次に行けない。
新しいサイクルに入ることを意識しているので、次に生まれるための自分のイメージを作ろうとしている。
うお座のとって「イメージ」は、とても大事なもので、しかも、どう見られるかではなく、自分の中でのイメージ。
いろんなものに影響を受けそこから離れる、染まりやすいが結果的に何にも染まらないのがうお座。
うお座は、哲学的なことを考えているので、モラルやルールがないと思われがちなのもその為。
アートという感覚的なものを残そうとする人が多いのがうお座。
自分な中での新しいイメージが作られていった時に、また新しいサイクルがおひつじ座から始まる。
12星座は、このようなサイクルで構成されており、どの星座が良い・悪いというものではない。
数秘の数字のサイクルに繋がるものがある。