木星星

木星は西洋占星術のホロスコープにおいて社会的な幸運を表しており、社会的に活躍する機会を与えてくれる吉星だとされています。
太陽が示す自己実現は木星の影響を大いに受けると考えられています。
木星は1年で約1つの星座宮を移動するため、古くは歳星として用いられていました。
ですので同じ年齢の人はほとんどが同じ星座に木星を持ち、それは共通の社会的背景によって培われた社会への意識を意味しています。
木星が逆行している場合は、木星の力が表に現れにくくなります。
順行で留となっている場合は、木星の力そのものが強められます。
各星座での木星の示す意味は次の通りです。

 

<牡羊座 × 木星>

木星のある星座を見ることで、その人がどのように発展、拡大を達成していくのかが分かります。
情に厚く、親切。
たくましい自己主張をする。
自分や他人の力任せに行動、チャレンジすることを喜ばしく思う。
拡大すること、成長すること、大きくなることを当然のことと考える。
新しく進歩すること、遠くへ行くことへの憧れ。
一攫千金や賞などを狙おうとする。
仕事の分野ではパイオニア精神を発揮する。

 

<牡牛座 × 木星>

木星のある星座を見ることで、その人がどのように発展、拡大を達成していくのかが分かります。
優雅さ、快適さ、華やかさのある方法をもって、自分を拡大させていきます。
お金を払って、自分を大きくしていくことにためらいがありません。
ですから、お金やお金で手に入るものを使って、自分を強くしよう、出世しようとしたりもします。
善意による寄付、募金が好き。
贅沢をしてお金を使うこと、貪欲であることにはあまり気に掛けませんし、反省しません。
つまり、贅沢な暮らしぶりをしたがる。
快楽へのあくなき追求は、人間の本当の姿と考えている。
享楽主義者。
異性に親切で、他人との交渉力もあります。

 

<双子座 × 木星>

木星のある星座を見ることで、その人がどのように発展、拡大を達成していくのかが分かります。
人とコミュケーションを取ることで、自分を拡大しようとする。
話好き。
広い人脈作りに熱心になる。
フットワークが軽く、どんどん広く、遠くへ行って、自分の影響エリアを拡大していく。
知識や情報を欲しがる。
ネットワークや情報を上手に活用し、自らの発展につなげていく。
多面的なものの考え方をするため、多くの知識を求める。
知性に磨きをかける。
情報発信をのびのびとしていく。
好奇心を満たすためや知識の収集のために動き回る。
知識、情報をお金にしていく。

 

<蟹座 × 木星>

木星のある星座を見ることで、その人がどのように発展、拡大を達成していくのかが分かります。
周囲の人の感情に訴えることで、自分のエリアを拡大していこうとする。
愛情をもって、仲間の数を増やしていく。
一人ではなく、仲間とともに戦う。
身内のコネクションを使って、成功へ導こうとする。
身内ひいきを当たり前と考える。
同情心が強い。
身内とそうでないものの区別をしっかりつけることで、利益を確保していく。
大衆受けする商品、アイデアでビジネスを拡大していく。
家庭生活を大切にし、一緒に行動をしたがる。

 

<獅子座 × 木星>

木星のある星座を見ることで、その人がどのように発展、拡大を達成していくのか、またどのような面に大らかさ、寛容さ、包容力、開放感を持っているか、が分かります。
表現力、エンターテイメント性、無邪気さがこの人のエリアを拡大していく。
表現したことが注目されることに喜びを感じる。
のびのびとした自己表現力が人脈を広げていく。
自己主張をすることに抵抗感がなく、自分の姿、生活、人生をテーマにした作品が増えていく。
理想が高く、誉められることを好み、何事にも正々堂々と取り組む。
慈悲深さもあるが、攻撃する時は容赦しない。
財産や地位を自慢したがる。
子供への愛情は豊か。

 

<乙女座 × 木星>

木星のある星座を見ることで、その人がどのように発展、拡大を達成していくのかが分かります。
人に奉仕すること、役立つこと、労働することで自分のエリアを拡大させていく。
整理、管理する能力、効率の高さ、実用性を見せることで自分を評価させる。
奉仕する精神は持っているが、実務的で感情がこもっていないことも気にしない。
観察眼と批判力に優れている。
オタク性、専門分野に徹することに価値を認める。
エキスパート。
全体が見えなくても、1つのことに徹して務めることができる。
自己主張は弱いので、控えめな方法で静かに目的を達成しようとする。
知性的な解決方法で、問題をクリアしていく。

 

<天秤座 × 木星>

木星のある星座を見ることで、その人がどのように発展、拡大を達成していくのかが分かります。
美、ファッションセンスと活かして、人脈を広めていく。
人のネットワーク、またそこからの情報を使って、自分の力の範囲を大きくしていく。
対等に付き合うバランス感覚が、プライベートでも、ビジネスで、も発展につながっていく。
協調精神があり、共同で仕事を進めることが上手い。
付き合いを大切にする。
どんな人でも、分けへだてなく、喜ばそうとする。
受け身の姿勢が出世につながる。
おしゃれすることを豊かに心から楽しむ。
優雅で親しみやすい。
自分と他人とのバランスを図ることに執心して、優柔不断になりがち。
他人から見ると八方美人になっているかも知れません。
一人では達成力が発揮できない。

 

<蠍座 × 木星>

木星のある星座を見ることで、その人がどのように発展、拡大を達成していくのか、またどのような面に大らかさ、寛容さ、包容力、開放感を持っているか、が分かります。
執念を持って、深く関わっていくことで発展していく、人脈を広げていく。
何かで極端であること、深入りすること、復讐することを当然と考える。
用心深く内向的だが、大胆な行動力を持っている。
欲深い。
支配することに熱心になる。

 

<射手座 × 木星>

木星のある星座を見ることで、その人がどのように発展、拡大を達成していくのかが分かります。
いて座の守護星は木星で性質がよく似ています。
ですから、いて座の性質が2倍になるようなものです。
いつも同じ場所、同じ顔ぶれというのはストレスが溜まりやすく、安定、固定、継続というものが苦手。
気まぐれな行動が多い。
定着せず、移動していくことで自分のエリアを大きくしていく。
広い見聞から得た知性、思考、人脈が発展につながっていく。
挑戦し続けるチャレンジャー。
細かな気遣いは無用。
上品でエレガント。
楽観主義者でもあるが、人生の意味を考える哲学者でもある。
図々しい。
神経が図太い。
空気が読めない。

 

<山羊座 × 木星>

木星のある星座を見ることで、その人がどのように発展、拡大を達成していくのかが分かります。
効率のよく、計画性を立て、堅実に進めていく事で自分のエリアの拡大をしていく。
役に立たないものを排除して無駄を省き、最短コースでゴールを目指す。
無駄使いを嫌う堅物。
実利的な方法で発展していく。
プロセスよりも、結果を重視する。
打算的だが、用心深く計画性のあるやり方で仕事を進める。
時間はかかっても、目標をしっかり決め、地道な方法を選んでいく。
目標達成のためならば、どんな手段でも取る。
仕事のために自己投資を多くする。
仕事への責任感や重圧が、実は原動力になっている。
自らの野心を実現するためならば、いくらでも鍛錬し、厳しい環境にも耐える。

 

<水瓶座 × 木星>

木星のある星座を見ることで、その人がどのように発展、拡大を達成していくのかが分かります。
常識や因習にとらわれずに、オリジナリティや独創性を活かしていくこと、
友人関係を大切にすることが成功のカギ。
ひらめきを大切にして、自分を発展させていく。
世の中の変化を機敏に捉え、タイミングよく攻めることでチャンスをものにしていく。
独自のスタイルを貫いて、大多数のやり方を真似しないビジネスで成功していく。
既成概念にとらわれない革新的かつユニークなアイデアと方法で目標を達成していく。
自由に夢を追いかける。
友愛さで信頼を獲得していく。
博愛精神とフレンドリーさで横のつながり、人のネットワークを広げていく。

 

<魚座 × 木星>

木星のある星座を見ることで、その人がどのように発展、拡大を達成していくのかが分かります。
うお座の悪い面を認める傾向が出てくる。
よく感動し、想像力豊か。
同情心など、感性に関わるようなものを使って、自分のエリアを拡大していく。
情緒的であることを好む。
妄想癖もあって、それが社会的にはマイナスになることもある。
弱さを持つこと、泣くこと、甘えること、依存することを自然な事と考える。
信仰心がある。
思いやる気持ちが豊かで、他人をよく援助する。
涙に弱い。

 

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