リージョン内の「無音」「小さなノイズ部分」を一気にカットすることができ、手動で処理するよりも素早く正確に処理を行えるため、作業効率が向上する。
ボーカルやギターなどのオーディオトラックに最適。
【Cubase ストリップサイレンス設定】
・適用したいイベントを選択。
[上メニュー] → [Audio] → [高度な処理] → [無音部の検出]
青枠で囲まれている部分以外を「無音」「ノイズ」とみなしカットする。
問題がなければ、[処理を実行]。
「オープン/クローズスレッショルド」
どこまで小さい音量を「無音」、「ノイズ」と判断するか？を決定する。
※ 上げすぎると、音声部分までカットされてしまうので注意。
「開放/閉鎖保持時間」
波形の中にある一瞬の空白時間を無音と捉えるまでの時間を設定する。
時間を短くすることで、さらに細かい検出を行う事ができるが、不自然にならない程度に設定する。
「プリロール」
カットし始める部分の長さに余裕を持たせることができる。
ボーカルのブレスなどを考慮する際に使用。
・設定した数値 ＝ 秒数（ms）は、カットされない（前の音）
「ポストロール」
カットし終わる部分の長さに余裕を持たせることができる。
奇麗にフェイドアウトしていく際、「無音」や「ノイズ」と扱われないために使用。
・設定した数値 ＝ 秒数（ms）は、カットされない（前のうしろ）