・TeletronixのLA-2Aがモデル。
・光学式でリリースタイムが不安定。
・真空管を採用して温かい歪みをつけている。
「Compress/Limitの切り替え」
・コンプレッサーモード:(レシオ 3:1)のコンプレッサーとして機能。
・リミッターモード:(レシオ 100:1)のリミッターとして機能。
※ リミッターは∞:1ではないため、CLA-2A単体ではピークオーバーしてしまう場合があるので注意。
「Gainコントール」
アウトプットレベルを調整する。
出力音量を決めるノブで、圧縮量には影響しない。
もし、メーターでピークオーバーを示す赤色のランプが点灯してしまった場合は「Gain」を下げて調整する。
※ 赤色ランプはクリックするとリセットされる。
「Peak Reduction」
コンプレッションレベル(圧縮量)を調整する。(スレッショルドのような役割。)
「HiFreq」
・HIFREQ:1kHZ以上の周波数を優先的に圧縮。
HiFREQ側に振ると、低域に対するコンプレッサーの感度が弱まり、全体の圧縮量も減る。
ツマミを調整する事で、ローの空気感を含みすぎたボーカルなどのアタック感や抜けが保たれる。
・FLAT:低音域まで圧縮
FLAT側に振ると、全周波数帯域に対して均等にコンプが適用される。
※ HiFreqはディエッサーとして使用する際に設定する。
「ANALOG」
ノイズシミュレーター。
使用する電源の周波数(「50Hz」「60Hz」)を設定して、周波数に応じたノイズを加えることができる。
※ CLA-2Aを複数トラックに使用していると、ノイズが徐々に大きくなって目立つので、ノイズが気になるようであればOFFにする。
「VU DISPLAY」
メーターの表示を確認したいパラメーターに切り替える。
・INPUT:入力される値。
・GR:ゲインリダクション。
・OUTPUT:出力される量。
※ メーターのピークオーバーを示す赤色のランプが点灯してしまった場合は、一度「OUTPUT」を表示してオーバーしないようにGAINを調節する。