Waves CLA-2A Compressor/Limiterの使い方(光学式コンプレッサー)

TeletronixLA-2Aがモデル。
・光学式でリリースタイムが不安定。
・真空管を採用して温かい歪みをつけている。


Compress/Limitの切り替え」

・コンプレッサーモード:(レシオ 31)のコンプレッサーとして機能。

・リミッターモード:(レシオ 1001)のリミッターとして機能。

リミッターは∞:1ではないため、CLA-2A単体ではピークオーバーしてしまう場合があるので注意。


Gainコントール」

アウトプットレベルを調整する。
出力音量を決めるノブで、圧縮量には影響しない。
もし、メーターでピークオーバーを示す赤色のランプが点灯してしまった場合は「Gain」を下げて調整する。

赤色ランプはクリックするとリセットされる。


Peak Reduction

コンプレッションレベル(圧縮量)を調整する。(スレッショルドのような役割。)


HiFreq

HIFREQ1kHZ以上の周波数を優先的に圧縮。

HiFREQ側に振ると、低域に対するコンプレッサーの感度が弱まり、全体の圧縮量も減る。
ツマミを調整する事で、ローの空気感を含みすぎたボーカルなどのアタック感や抜けが保たれる。


FLAT:低音域まで圧縮

FLAT側に振ると、全周波数帯域に対して均等にコンプが適用される。

HiFreqはディエッサーとして使用する際に設定する。


ANALOG

ノイズシミュレーター。
使用する電源の周波数(「50Hz」「60Hz」)を設定して、周波数に応じたノイズを加えることができる。

CLA-2Aを複数トラックに使用していると、ノイズが徐々に大きくなって目立つので、ノイズが気になるようであればOFFにする。


VU DISPLAY

メーターの表示を確認したいパラメーターに切り替える。

INPUT:入力される値。
GR:ゲインリダクション。
OUTPUT:出力される量。

メーターのピークオーバーを示す赤色のランプが点灯してしまった場合は、一度「OUTPUT」を表示してオーバーしないようにGAINを調節する。

 

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