Waves Kramer HLS Channelの使い方(EQ)

70年代のロックサウンドをたくさん作ったオリンピックスタジオの、伝説のミキシングコンソール「Helios」をモデリングしたプラグイン。
調整の手の届かない周波数もあるので、音を調整するためのEQというより、味付けのためのEQとして扱うとすごく効果を発揮するプラグイン。

 

・MIC:マイク録音かライン録音の切り替えスイッチ。

・PREAMP:上げるとサチュレーションが加わっていき、音が太くなる。

※ 効果があまり激しくないが、このパラメーターは音量が一定で調整できるので、バランスが取りやすい。

 

・10KHz:固定された10KHzの高域の成分をブースト、カットできる。

※ 強くブーストしても、気持ちの良いハイになる。

 

・MID:中域の調整。

※ 700Hz〜6KHzの範囲の中から狙う周波数を設定して、右のつまみで効果量を調整、ブースト方向「PK」かカット方向「TR」を決める。

※ Qは固定だが、中低域をカットすると少しハイが持ち上がるような感覚でクセがあり、調整が少々むずかしいが、このプラグインはここの設定がポイントになる。

 

・BASS:低域の調整。

※ 設定は3時方向の「0」から上と下で効果が違う。

※ 「0」より下が、50Hz以下をシェルフで「-3〜15dB」のローカットの設定ができる。

※ 「0」より上が、「60〜400Hz」の周波数を設定して、右のつまみでブースト量を調整。

 

・EQ CUT:EQの効果を無効にして、プリアンプだけの効果に切り替える。

・Φ:位相の反転。

・METER:VUメーターを入力信号か出力信号に切り替えることができる。

・NOISE:「ORIG」で実機をシミュレートしたノイズを付加。

・ANALOG:電圧のノイスを付加。(50Hz/60Hz)

・NPUT:入力信号の調整。

・OUTPUT:出力信号の調整。(トリムも付いている。)

 

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