7大凶殺

<誰にでも共通する3つの凶神>

「五黄殺」

年盤・月盤(日盤・刻盤)で五黄土星が位置する方位。

凶事は、主に自分から行ったことが原因で生じやすく、凶意の現れ方は緩やかですが、やがて物事を衰退させるとされます。
とくに、この方位で土を動かすことや、この方位への引っ越し・移転は避けるべきです。
なお、五黄土星が中宮するときは五黄殺ではありません。

 

「暗剣殺」

年盤・月盤(日盤・刻盤)で五黄土星の対向方位。

五黄殺と異なり、凶意が素早く現れ、盗難に遭う、事故に巻き込まれるなど、自分自身は注意していても、他動的に災難が突発的に降りかかってきやすいです。
なお、五黄土星が中宮するときは五黄殺ではありません。

 

「破(歳破・月破・日破・刻破)」

年盤・月盤(日盤・刻盤)で十二支の対向の支が破。

破は、破壊作用として現れやすい凶神です。
すなわち、この方位に向かって物事を行うと、人間関係やビジネスなどに争い事が生じやすとされます。
とくに、歳破と月破は影響力が大きいため注意が必要です。

 

<人によって異なる4つの凶神>

「本命殺」

年盤・月盤(日盤・刻盤)で本命星が位置する方位。

本命殺の方位に向かって物事を行うと、ゆき過ぎた行為に走るなど、自らが原因で災いを招きやすくなります。
また、健康面に支障が出やすいのも、本命殺方位への行動による凶意の特徴です。
なお、本命星が中宮する場合は、本命殺はありません。

 

「本命的殺」

年盤・月盤(日盤・刻盤)で本命星の対向の方位。

本命的星の方位へ向かって物事を行うと、他動的な理由で、事故に巻き込まれるなどのトラブルが起こりやすくなります。
また、思い込みや勘違いをしやすく、物事がうまく進まないことも多いでしょう。
健康面への影響も大です。
なお、本命星が中宮する場合は、本命的殺はありません。

 

「定位対冲殺」

後天定位盤の対向に九星が位置する方位。

比較的凶意は弱いものの、注意が必要なことは変わりません。
なお、定位対冲殺方位への行動には、次のような凶意が現れやすくなります。

・一白水星が南

文書のミスや不備による被害。
秘密の露見。

・二黒土星が北東

家庭内でのトラブル。
遺産相続の問題悪化。

・三碧木星が西

新規事業の失敗や、詐欺などによる金銭損失。

・四緑木星が北西

縁談でのトラブル。
経営で資金の調達が困難に。

・五黄土星

対冲なし。

・六白金星が南東

投資の失敗。
信用不安。
目上や協力者との不和。

・七赤金星が東

金銭的な不祥事、異性問題で家庭内に波乱。

・八白土星が南西

仕事が不調。
不動産に関することでトラブル。

・九紫火星が北

金銭面が不安定。
親子の不仲、部下や目下との関係が悪化。

 

「小児殺」

幼児だけに害を及ばす特殊な凶殺。
小児殺とは、満3歳以下の子供に対して害が現れやすい方位です。
幼児がいる場合、小児殺表にある方位への引っ越しなどは、避けたほうが無難といえるでしょう。
なお、表にある中央とは、特定の小児殺方位がない月を表します。
ただし、このときには、家の改築改修などは見送ったほうが良いでしょう。

 

【小児殺表】

年\月

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

1

子寅

辰午

申亥

中央

北西

西

北東

南西

南東

中央

北西

西

丑卯

巳未

酉亥

南西

南東

中央

北西

西

北東

南西

 

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