Waves TrueVerbの使い方

・Pre Delay:原音が鳴ってから、リバーブが鳴り出すまでの時間。

・Linkボタン([→]):Room SizeとPre Delayが連動する。

 

「センドで利用する場合は、Directをオフに」

センド/リターン方式で使う時、Wet(エフェクト音)を100%にしておく必要がある。
右下の音量セクションで「Direct」のスイッチをオフにすることにより、Wetを100%の状態とすることが出来る。

 

「Dimensionの調整」

アーリーリフレクション(ER:初期反射音)のキャラクターを調整。
値を大きくすると、リバーブがより左右に散っていくような印象となり、ソース音源の定位感にも影響を与える。
楽曲全体の中での配置を意識して調整していく。

 

「Room Sizeの調整」

鳴らす部屋の広さを立方メートルで表した数値。
例えば、この値が8000だった場合は、縦・横・高さ20mの部屋で反響が起きている。
このように実際の空間を想定して設定することで、アーリーリフレクションやプリディレイが自動的に計算され、設定される。

 

「Distanceの調整」

音源からの距離をメートルで表している。
「RoomSize」で設定した部屋の中で、どのくらい離れて聞いているかを設定。
「Distance」が一辺の長さ(Room Size=8000の場合、20m)を越えると、青い線が赤く変わる。
ただし、サウンドメイクにおいては必ずしも超えてはいけないというものではない。
「Distance」を調整すると、主にアーリーリフレクションとリバーブのバランスが自動調整され、音源との距離感が変わっていくような結果を生む。

 

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