宅録ボーカルミックス

1. ノイズ処理。

・環境ノイズを除去。
・部屋の反響音を除去。

02. EQで不要な低音と耳障りなピークをカット。

03. リミッターで突発的なピークを抑制。

04. ディエッサーで歯擦音を抑制。

05. コンプレッサーでダイナミクス処理。

06. EQで色付け。

5kHz以上の超高域をブースト。

サウンドが前に押し出され、聴き手に近づいたような印象を与える。

上げすぎるとシャリシャリとした耳障りな音が出る。

・シェルビングで10kHz+2dBブースト。

中高域は倍音のキャラクターが最も出やすい帯域のため、2dBを目安として、周波数を前後させブーストやカットを行う。

300Hzをピーキングで+2dBブースト。

→ 200Hz300Hzは、ボーカルの基音部分にあたり、ピッチ感や太さ、温かみに影響がある帯域

07. エンハンサーで明瞭感アップ。

無い倍音を足してくれるため、サウンドの輪郭がはっきりとし明瞭感を与えることが出来る。

音量感を変えずに存在感を出してくれる

・超高音域から値を決め、ちょうど良い抜け感が出てきたらバランスを取るように、近接する帯域を調整する。(左肩下がりになる傾向)

DIRECTをやや下げると、より倍音が際立ちすっきりとした輪郭に仕上がる。

08. オートメーション処理で安定感を出す。

09. リバーブで艶を与え馴染ませる。

・プレートリバーブ系。

 

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