コンプレッサーとオートメーションの順序

・ゲインリダクションを意識してオートメーションを記録する。


<インサートスロットと入力信号の流れについて>

DAWにも依存するが、オートメーションはエフェクトの通過後のサウンドに適用される。
よって、オートメーションを記録したとしても、コンプレッサーの圧縮量に変化は起きない。
このままでは大きな部分のサウンドに対し、極端にコンプレッサーが適用されることとなる。
そのため、コンプレッサーの前に音量を調整できるプラグインを適用し、そのボリュームを記録するという方法が考えられる。
コンプレッサーの前に適用した、EQのゲインに対してオートメーションを記録する。
これにより、コンプレッサーへサウンドが入る前に音量を最適化できることになる。


Cubase 入力信号の流れ】

・入力Gain
 ↓
・インサートスロット1~
 ↓
EQ
 ↓
・ボリュームフェーダー
 ↓
・インサートスロット7,

コンプレッサーをインサートスロット7,8に挿さないとオートメーションに対する効果が得られないが、その後にエフェクトを挿したい場合、スロットが足りなくなるので、コンプレッサーの前に音量をコントロールできるプラグイン(EQ等)を挿して、そのOutputに対してオートメーションを適用する。


Cubase オートメーションの設定

[詳細設定] → [Ins.] → [(VST)] → [Output]

 

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