<ベロシティを利用して、滑舌をコントロールする>
「ベロシティを上げる」
1つ前のノートの音の長さが長くなる。
ベロシティを上げた音の子音が短くなる。
「ベロシティを下げる」
1つ前のノートの音の長さが短くなる。
ベロシティを下げた音の子音が長くなる。
※ 連続する8分音符のベロシティを下げると、スタッカート気味になる。
※ 母音のベロシティを変えても、1つ前のノートの長さは変化しない。
<ダイナミクスを使用する>
母音のノートの1つ前のノートのダイナミクスを、母音の手前で下げる。
ボーカロイドは、破裂音が聞き取りづらいので、ダイナミクスで子音を強調する。
→ ノートが始まる少し前から、ダイナミクスを上げる。
→ 更に、子音を強調するために、より発声の強いシンガーの別トラックを用意して、子音だけが鳴るようにノートを調整(短め)して打ち込む。
<歌のピッチを調整する>
ボーカロイドは、ノートとノートを滑らかに繋げるようにピッチが描かれる特性があるので、ピッチレンダリング機能でピッチの変化をピアノロール上で確認したり、編集する。
・ノートを分割してピッチを自然に聞こえるようにする。
→ 1つのノートを分割して、ピッチやダイナミクスのコントロールをする。
<しゃくり上げ>
まず1〜2音低い音程に短い長さの子音を配置し、その後、目的の音に母音、もしくは「ー」(長音記号)を配置する。