Waves Abbey Road J37 Tapeの使い方(テープ・サチュレーション)

・FORMULA:テープのタイプ。(EMI tape type 888/811/815)

・SPEED:テープスピード。(7.5:低域が安定、15:高域を少し強調)

・IN/OUT:入出力信号の調整。

※ ここの音圧をどれだけ突っ込むかでサチュレーション感が変わる。

※ リンクを入れればINとOUTが反対の動きで出力音量を一定に保てる。

・BIAS:磁気テープの歪み具合。

※ 歪み具合を低域から高域へ、音質を設定できる。

・DELAY TIME:ディレイ音の間隔の設定。

・SYNC:DAWのBPMとリンク。

・MODELED TRACKS:テープのどのトラックに録音するかを再現。

※ 2(2トラック目):低域寄り

※ 3(3トラック目):高域寄り

※ 2+3:マルチモノで左を2トラック目、右を3トラック目に録音したサウンド(ステレオの広がりを強調)

※ トラック数が多くセンターが混み合ってきた時に、バストラックなどで使うと良い。

・WOW/FLUTTER:テープによる音の揺れ。

・NOISE:実機特有のノイズの再現。

・SAT:サチュレーションの付加。

※ INPUTとは違う歪みを作ることができる。

※ 基本は、SATURATION LEVELで調整するが、INPUT LEVELとの兼ね合いでもサウンドが変化する。

※ SATURATION LEVELは高域を中心にアタックの強い部分に効き、ある程度のところまでは破壊的にならず、倍音が徐々に強くなる。(マスタートラックに最適)

※ INPUT LEVELを突っ込んでいくと、主に低域の方から潰れたような歪みが加わる。(ディストーションサウンドが欲しいトラックに最適)

・DELAY:ディレイ効果。

・SLAP/FDBK/PING PONG:ディレイのタイプ。

・HP/LP:ディレイのハイパス/ローパス設定。

・MODE:インサート用に使うか、センドリターン用に使うかの選択。

 

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